こんにちは、Kayです。
2026年、クリエイティブの世界はさらなる加速を見せています。写真編集、動画、システム開発、そして生成AI。僕らの「やりたいこと」に対して、マシンスペックがどれだけあっても足りない……そんな時代になりました。
今回は、僕が犯してしまった「ガジェット好き失格」であり「ガジェット好きの本懐」とも言える、ある暴挙についてお話しします。
2026年、値上げの恐怖とM4 Maxとの出会い
ことの始まりは今年のお正月。
メモリやSSDの価格高騰が続き、「PCは今買わないとさらに高くなる」という空気が蔓延してます。
それまで相棒だったM1 Max MacBook Proも十分名機でしたが、最新のAI処理には少し力不足を感じ始めていた僕は、意を決して初売りでM4 Maxをポチったのです。
- M4 Max (16コアCPU / 40コアGPU / 64GB / 2TB)
- 価格:¥724,800
ちなみに、2021年に買ったM1 Max(14インチ、他は同構成)は¥475,800でした。
「高っ……!!」と思わず声が出ましたが、「これでM6 Max(Ultra?)が出るまでは戦い抜くんだ」と自分に固く誓い、震える手で決済ボタンを押したのでした。
誓いは、春の風と共に消えた
平穏な日々は長く続きませんでした。
3月4日、Appleから無慈悲にも(?)予定通り(?)M5 Maxが発表されたのです。
「いやいや、買ったばかりだし。1ヶ月しか経ってないし。スルーでしょ」
そう自分に言い聞かせながら、改めてスペック表と価格を凝視したのが運の尽きでした。
- M5 Max (18コアCPU / 40コアGPU / 64GB / 2TB)
- 価格:¥769,800
M4 Maxから約4.5万円のアップ。……ん?
「あれ?そんなに高くない……? AI処理性能が4倍? CPUコアが2つ増えてる……。 っていうか、よく見たらこのコア構成の微増、バックグラウンド処理の効率が全然違うんじゃね? メモリ帯域もさらに進化してる……? ってことは、Lightroomの書き出し中にシステム開発のコンパイル回しても、今より0.5秒くらい速くなるかも……!
……4.5万円の差額で、全ての動作が『0.数秒』ずつ短縮される。 1日100回その恩恵を受けたら、1年で……10年で……。 ……これ、実質タダ……いや、もはやAppleからお小遣いもらってるようなもんじゃね!?(極限の錯乱)」
気づけば、手元には冷えたビール。 「あれ、なんか誓ったっけ? M6 Maxまでは買わない? ……まぁ、M4 Maxの『真の完成形』がM5 Maxなわけだし、これは実質同じ世代の買い直し……つまりセーフ! よし、ビールがうめぇ……!」
ポジティブな理由しか浮かんできません。買う以外の選択肢が消滅しました。
23時15分の受注開始から遅れること15分。23時30分に注文完了。
少し出遅れたため、到着は3月12日。ついにその日がやってきました。
見た目は同じ、中身は「化け物」
ついに、ついにその日がやってきました。 3月4日の深夜に震える指でポチってから、今日までが長かった……!
注文から到着まで、実に「8日間」もの月日が流れたのです。 最新デバイスを待つ8日間は、精神と時の部屋に入ったかのような感覚。 「今、僕のM5 Maxは上海の空の下かな?」「成田に着いた!? 運送会社さん、安全運転かつ最速で頼む!」と、配送ステータスをなん度も更新し、3/12にようやく我が家へ迎え入れることができました。
早速、開封の儀!!
……と言いたいところなのですが、 1ヶ月ほど前に「M4 Max」を開封したばかりなんですよね(笑)。

箱の感触、ペリペリを剥がす音、漂う新品のApple製品の香り……。 正直、1ヶ月前と寸分違わず同じ体験です。

スペースブラックの精悍な佇まいは相変わらず最高ですし、指紋が目立ちにくいアルマイト加工も「ああ、これこれ!」という安心感。 ……というか、見た目は1ミリも変わっていません。並べたらどっちがどっちか絶対分かりません。

でもね、不思議なものです。 ビール片手にじっくり眺めていると、なんだか……
「うんうん、やっぱりオーラが違うな……。M4 Maxより心なしか黒に深みがある気がするし、キーボードの打鍵感も、このM5 Maxの方が『18コアCPU』の重厚感を感じる……気がするぞ……!!」
とはしゃぐ僕。 横で冷ややかな視線を送る家族(または過去の自分)。
いいんです。僕が求めているのは、この美しい皮を被った「中身」―― AI爆速時代を生き抜くための、真のパワーなのですから!
早速、PC性能が顕著に現れるLightroomの「AIノイズ除去」で、その実力を測ってみました。
Lightroom AIノイズ処理速度比較
早速、PC性能が顕著に現れるLightroomの「AIノイズ除去」で、その実力を測ってみました。
今回も、前回記事と同じ「シマちゃん(シマエナガ)」の写真を使用し、AIノイズ除去(適用量:50)でテストを行っています。
M4 Maxでも約11秒という相当な速さでしたが、M5 Maxの結果は……

なんと、約 9 秒!!
……。 …………。
「……あ、あれ? 思ったより『はぇえ〜〜〜!』ってならないな?」
正直に言いましょう。11秒が6秒(予測)になった瞬間、僕の脳内ではファンファーレが鳴り響く予定でしたが、実際は「お、おう……速いね」という静かな納得感。
……いや、待て待て! 落ち着け! この「2秒」を笑う者は「2秒」に泣くんだ!
よく考えてみてください。 写真1枚で2秒の短縮。ということは、1,000枚処理したら2,000秒の差が出るわけです。 2,000秒ですよ? 約33分です。
33分あれば、何ができるか。
- 丁寧に入れたコーヒーを2杯は楽しめる。
- 溜まっていたメールの返信が片付く。
- あるいは、次の新型Macのスペックをニヤニヤしながら調べる時間が作れる!
この「33分」という自由を4.5万円で買ったと考えれば……やっぱり実質タダどころか、人生の密度が爆上がりしたと言っても過言ではありません!(必死)
| モデル | 処理時間 |
| MacBook Pro M1 Max | 約25秒 |
| MacBook Pro M4 Max | 約11秒 |
| MacBook Pro M5 Max | 約 9 秒(着実な進化!) |
🔍 Kay’s Check:10枚のRAWファイルでも比較
1枚だけの計測だと誤差も大きいので、念のため Z50Ⅱで撮影したRAWデータ10枚 を一括処理するテストも行ってみました。
- MacBook Pro M4 Max:1分13秒49
- MacBook Pro M5 Max:57秒95
結果、Lightroom ClassicのAIノイズ除去においては、約21%程度の高速化 と言えそうです。
驚愕のストレージ速度:数値で見る真の実力
Z9のRAWファイル「9秒」という結果に少しだけ動揺した僕ですが、ここでもう一つ、M5 Maxの「実力」を証明するテストを行いました。
せっかくなので、ストレージ速度も比較してみたんです。 使用したのは、Mac版CrystalDiskMarkとしてお馴染みの「AmorphousDiskMark」。
M4 MaxとM5 Max、新旧のストレージ対決の結果がこちら!

「……ほら、見てください!! めっちゃ速い!!!」
なんと、読み書き速度がM4 Maxのほぼ2倍近いスコアを叩き出しています。 単体でシーケンシャル書込み17,000MB/sを超えるSSDなんて見たことありますか?自作PC界隈で話題のPCIe Gen5最速SSDすら凌駕する速度ですよ。
それだけの爆速を出しながら、ファンが轟音を立てることもなく、筐体が熱々に熱くなることもない……。 「これですよ、僕が求めていたのは!」
AIノイズ処理の2秒差は誤差に見えるかもしれませんが、この圧倒的なディスクI/Oの差は、巨大な動画ファイルのコピーや、高画素データの読み込みで、文字通り「体感」として現れてきます。
「2秒」の短縮に一喜一憂していた自分が恥ずかしくなりました。
僕が手に入れたのは、単なるノイズ処理の時短じゃない。 AI性能の底上げに加え、この異次元のストレージ速度。これらが組み合わさることで、OSの挙動からデータの読み書きまで、システム全体の「次元」が数段階上がったことを確信しました。
もう「2秒のために買い替えたのか?」なんて自問自答はやめました。 この「次世代のトータルスピード」を誰よりも早く手に入れ、日々のクリエイティブに没頭する。そのために、僕はM5 Maxを呼んだんだ。
……うん、そうに違いない。いや、絶対そうだ!!
Kay’s Voice:
AI性能の進化はもちろんですが、今回の真の主役はストレージ、そして「22時間」という異次元のバッテリー寿命かもしれません!
グラボでいえば RTX 5070 クラスのパワーを持ちながら、PCIe Gen5の最速SSDすら置き去りにするスピード。それだけの化け物スペックが、なんとバッテリーだけで22時間も動き続けるんです。自作PCなら巨大な電源ユニットが必要な作業を、スタバのテラス席で涼しい顔をしてこなせる……もはや魔法ですよね。
写真1,000枚で33分の時短、そして異次元のレスポンス。これだけの未来を先取りできるなら、4.5万円の差額なんて実質ボーナスをもらっているようなもの。もはや金銭感覚だけでなく、時間の概念まで超越してしまいました(笑)。
最近M4 Maxを手にした皆さんへ
さて、結果として最高すぎるM5 Maxですが、ここで、僕と同じように最近M4 Maxを選んだ皆さんに伝えたいことがあります。
先日のCP+ 2026でも、僕が尊敬する大好きなクリエイターさんお二人が「M4 Maxに買い替えた」とおっしゃっていました。直近で同じモデルを選んだ方も多いと思いますし、「えっ、もう旧型なの?」と不安になっている方もいるかもしれません。
でも、安心してください。 実際、ことLightroomのAIノイズ処理に関していえば、ニコンZ9のRAWファイルで、M4 Maxの11秒とM5 Maxの9秒、その差はわずか2秒です。 もちろん、ストレージ速度などの「数字」を見ればM5 Maxは化け物ですが、実際のクリエイティブワークにおいて、この2秒の差が作品の質を左右することはまずありません。M4 Maxは、今この瞬間もプロの第一線で選ばれ続けている、間違いなく現役最強クラスのモンスターマシンです。
僕のように「2秒」のために狂喜乱舞するのは、半分以上がガジェット好きの「業(ごう)」のようなものです(笑)。皆さんがM4 Maxで生み出す作品の価値は、最新モデルが出たからといって1ミリも下がりません。
まとめ:後悔なんてあるわけない
2ヶ月でMacBook Proの「Max」を2台買う。
客観的に見ればアホかもしれません。でも、クリエイティブな作業において「待機時間が減る」ことは「人生の時間が増える」ことと同義だと僕は信じています。
実は、僕がどうしてもM5 Maxを手に入れたかった理由がもう一つあるのですが……それはまたいつかの記事で詳しくお話ししますね。
皆さんも、最高のツールで2026年をクリエイティブに駆け抜けましょう!

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