10秒でいうと
症状から原因を引くページです。多くは3つの原因に集約されます。
机が混んでいる・指示が埋もれている・そもそも苦手なことを頼んでいる。
読み物ではありません。困ったときに開いてください。
症状から引く
| 症状 | 主な原因 | 対処 |
|---|---|---|
| 上限に達したと言われた | 一定時間の使用量の枠 | 表示されている回復時刻まで待つ。長い会話を閉じる(No.44) |
| 最初の指示を守らなくなった | 会話が長く、指示が薄まった | 条件を箇条書きで貼り直す。それでも駄目なら会話を分ける(No.06) |
| 途中で話が飛んだ | 机の広さを超えて圧縮が入った | 引き継ぎのまとめを作り、新しい会話へ(No.04) |
| 答えが長すぎる | 長さを指定していない | 「3行で」「箇条書き5つまで」と数で指定する |
| 答えが短すぎる、浅い | 材料が足りない | 前提・条件・例を足す。役割を与える(No.12) |
| 表で頼んだのに文章で返る | 指示が後ろに埋もれた | 1行目に出力形式だけを置く(No.11) |
| 同じことを繰り返し説明している | 会話の中だけに書いている | プロジェクトかメモリへ(No.14、No.16) |
| 数字が合わない | 目視で数えている | 「コードで計算して」と指示(No.59) |
| 存在しない条文・書名が出る | 記憶から答えている | 出典を出させ、自分で開く(No.80) |
| 前の会話の内容が出てくる | メモリに残っている | /memory で確認して消す(No.16) |
| 覚えていてほしいことを忘れる | 層を選び間違えている | 会話の中ではなくメモリかプロジェクトへ(No.05) |
| 画像の文字が読み取れない | 撮り方 | 真上から、明るく、大きく(No.17) |
| ファイルが見つからないと言われる | 接続していないフォルダ | 接続範囲を確認(No.27、No.35) |
| 巻き戻したのに戻らない | bashやサブエージェント経由の変更 | Gitで戻す(No.39) |
| 定期実行が手元のファイルを見つけられない | クラウドで動いている | 対象を変えるか、手元の定期タスクへ(No.31、No.43) |
| MCPサーバーが使えない | 接続または認証 | claude mcp list で状態を見る(No.46) |
| 費用が想定より多い | 長い会話、モデル、定期実行 | /usage と /context で内訳を見る(No.44) |
3つの原因に集約される
表が長くなりましたが、根っこは3つです。
机が混んでいる。会話が長い、資料を詰め込みすぎ。症状は、忘れる・ずれる・遅い・高い。対処は、分ける・捨てる・外に置く(No.04、No.24)。
指示が埋もれている。条件を書いたが後ろのほうにある、丁寧な言い回しに紛れている。症状は、守らない。対処は、短く、前に、箇条書きで(No.11)。
そもそも苦手なことを頼んでいる。数える、記憶から事実を出す、良し悪しを判断する。症状は、間違える。対処は、確かめられる形に変換する(No.80)。
困ったときの共通の一手
原因が分からないときに効く順番です。
1. 新しい会話で、同じことを頼んでみる。これで直るなら、原因は机の混雑です。
2. 指示を最小にして頼んでみる。これで直るなら、原因は指示の埋もれです。
3. それでも直らないなら、苦手なことを頼んでいます。頼み方を変えてください。
この3手で、ほとんど切り分けられます。
自分で切り分けさせる
Claude自身に聞くのも有効です。
いま、(症状)が起きています。
・考えられる原因を、可能性の高い順に3つ
・それぞれ「どう確かめれば切り分けられるか」
・私の頼み方に問題があるなら、それも指摘してください
直そうとしないでください。切り分けだけお願いします。
最後の1行を入れてください。原因が分からないまま直されると、症状が消えただけで原因が残ります(No.75)。
直らないとき
Claudeの問題ではなく、頼んでいることの問題である可能性を考えてください。
- 確かめられないことを頼んでいないか(No.80)
- 判断そのものを渡していないか(No.22)
- そもそも人がやるべき仕事ではないか
うまくいかない状態が続くなら、任せる範囲を見直す合図です。
やってみよう:直近の失敗を切り分ける(3分)
最近うまくいかなかったやりとりを思い出してください。
プロンプト
“`
先日、(やろうとしたこと)を頼んだら(起きたこと)になりました。・考えられる原因を、可能性の高い順に3つ
・それぞれ「どう確かめれば切り分けられるか」
・私の頼み方に問題があるなら、それも指摘してください直そうとしないでください。切り分けだけお願いします。
“`期待される結果:原因の候補と、確かめ方が返る。自分の頼み方への指摘が、たいてい一番役に立ちます。
うまくいかないとき:指摘が出てこないなら、「私の書き方の問題も遠慮なく指摘してください」と足してください。
まとめ
- 根っこは3つ。机が混んでいる・指示が埋もれている・苦手なことを頼んでいる
- 切り分けは新しい会話で試す → 指示を最小にする → 頼み方を変える
- 切り分けもClaudeに頼める。直そうとしないで、を入れる
- 直らない状態が続くなら、任せる範囲を見直す合図
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※本記事の情報は 2026年8月時点のものです。