料金体系の全体像

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10秒でいうと

月額プランとAPIは別会計です。プランの差の中心は使える量で、その量はトークンで数えられています。
APIは使った分だけの従量制で、出力の単価は入力のおよそ5倍です。

料金の話は分かりにくくなりがちです。理由ははっきりしていて、性質の違う2つの払い方が並んでいるからです。

払い方も上限も入口も違う。片方を契約しても、もう片方は無料にならない
図1:払い方も上限も入口も違う。片方を契約しても、もう片方は無料にならない

月額のプランは、アプリで使うぶんの定額制。APIは、使った量だけ払う従量制。この2つは別会計で、片方を契約しても、もう片方は無料になりません。ここを分けて考えれば、あとは細かい話です。

なお、具体的な金額を書くのはこのページだけにしています。金額は寿命が短く、他のページにも散らばると改訂が追えなくなるためです。

月額のプラン

claude.comの料金ページに載っている内容です。すべて米ドル建てです。

プラン 月額 位置づけ
Free 0ドル 基本機能を試せる
Pro 年払い17ドル/月払い20ドル 使用量が増え、Coworkなどが使える
Max 5x 月100ドルから Proの5倍の使用量
Max 20x 段階制 Proの20倍の使用量
Team 1席あたり年払い20ドル/月払い25ドル 管理機能、SSO、共同利用
Enterprise 1席20ドル+API相当の従量 監査ログ、権限管理など

Teamには、より多く使える上位席(1席あたり年払い100ドル)も用意されています。

プランの違いの中心は「どれだけ使えるか」です。機能の差もありますが、日常的にいちばん効いてくるのは使用量の枠です。無料で試して、上限に当たるのが不便になったら上げる、という順番で構いません。

使用量の枠という考え方

月額プランは「使い放題」ではありません。一定時間ごとに使える量が決まっていて、使い切ると回復するまで待つ形です。

この枠は、送った文章と返ってきた文章の量、つまりトークンで数えられています(No.03)。長い資料を貼るほど早く減ります。枠に当たりやすいと感じたら、料金プランを上げる前に、渡している資料の量を見直すほうが効くこともあります。

APIの課金

APIは完全な従量制です。入力と出力それぞれに、100万トークンあたりの単価が決まっています。2026年8月時点の数字です。

モデル 入力(100万トークン) 出力(100万トークン)
Claude Fable 5 10ドル 50ドル
Claude Opus 5 5ドル 25ドル
Claude Sonnet 5 2ドル 10ドル
Claude Haiku 4.5 1ドル 5ドル

出力のほうが入力より高いのが共通の特徴です。だいたい5倍です。長い答えを何度も出させる使い方は、思ったより費用がかかります。

安くする仕組みも用意されています。

  • バッチ処理:急がない大量の処理をまとめて投げると半額
  • プロンプトキャッシュ:毎回同じ前置きを送る場合、2回目以降は入力単価の10分の1
  • Web検索:1,000回あたり10ドルが、トークン代とは別にかかる

100万トークンの範囲は、どのモデルでも追加料金なしで使えます。長い資料を扱うから割高になる、ということはありません。

費用を抑える考え方

チャットで使うなら、まず無料で始めてください。足りなくなってから上げれば十分です。

APIで使うなら、順番が大事です。深いモデルで動くものを先に作り、それから軽いモデルで足りるか試す。逆から始めると、うまく動かない原因がモデルなのか作りなのか分からなくなります。

どちらの場合も、渡す量を減らすのがいちばん効きます。PDFを丸ごと渡す前に、関係する数ページを抜き出す。これだけで消費が変わります。

やってみよう:自分の使い方の費用感をつかむ(3分)

プロンプト
私は毎日、A4で3枚くらいの資料を読ませて、800字程度の要約を
作らせたいと考えています。これを月20日続けた場合、
おおよそ何トークンになるか計算してください。
入力と出力を分けて、計算の過程も示してください。

期待される結果:入力と出力が分けて計算され、過程が書かれている。

うまくいかないとき:金額まで出させると、単価を記憶で書く可能性があります。トークン数までを出させて、金額は自分で単価表に当てるのが確実です。

つまずきポイント

プランを契約すればAPIも使えると思ってしまう。別会計です。APIを使うにはAPI側の登録が要ります。

上限に当たったので、すぐ上のプランにする。当たった原因が、毎回大量の資料を貼っていることなら、プランを上げても同じ場所で当たります。まず使い方を見てください。

この表の数字をそのまま資料に転記する。価格は変わります。社内資料に書くなら、確認した日付と出典URLを必ず添えてください。

応用のヒント

チームで使うなら、席数の管理とは別に何にどれだけ使っているかを見る仕組みが要ります。Enterpriseには支出の上限設定があり、APIには使用量の確認画面があります。No.82で扱います。

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まとめ

  • 月額プランとAPIは別会計。プランの差の中心は使用量の枠
  • APIは従量制で、出力は入力のおよそ5倍。バッチで半額、キャッシュで10分の1
  • いちばん効く節約は、渡す量を減らすこと

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※本記事の情報は 2026年8月時点のものです。

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