導入と実行環境

《 Claude完全ガイド 目次へ 》

10秒でいうと

インストールして、プロジェクトのディレクトリで claude と打つだけです。
最初にやるのは、壊れて困らないリポジトリで一往復すること。

このページは入口だけです。どの環境で使うかはNo.36で扱うので、まず動かすところまでを最短で通します。

インストール

公式が推奨しているのはネイティブインストールです。

macOS・Linux・WSL

curl -fsSL https://claude.ai/install.sh | bash

Windows PowerShell

irm https://claude.ai/install.ps1 | iex

Homebrew(brew install --cask claude-code)やWinGet(winget install Anthropic.ClaudeCode)でも入ります。ネイティブインストールは自動で更新されますが、HomebrewとWinGetは手動更新です。ここは差が出るところなので、覚えておいてください。

Windowsでは、Git for Windows を入れておくとBashツールが使えます。無いとPowerShellが使われます。

デスクトップアプリを使うなら、CLIを別に入れる必要はありません。アプリに含まれています。

最初のセッション

cd your-project
claude

初回はログインを求められます。ANTHROPIC_API_KEY を設定していれば、そのキーの承認だけになります。

最初に開くのは、壊れて困らないリポジトリにしてください。No.27でCoworkについて書いたのと同じ理由です。Claude Codeは起動したディレクトリ以下を作業範囲にします。

最初にやること3つ

1. 何があるか聞く。

このリポジトリの構成を教えてください。まだ何も変更しないでください。

読むだけなので安全です。Claude Codeがこのプロジェクトをどう理解しているかが分かります。

2. /init を実行する。

CLAUDE.md の下書きを作ってくれます。コードベースを分析して、ビルドコマンド、テストの手順、規約を書き出します。すでに CLAUDE.md がある場合は、上書きせずに改善案を出します。中身はNo.38で扱います。

3. 小さい変更を1つ頼む。

README のタイポを直してください。直す前に、どこを直すか見せてください。

直す前に見せて、と入れるのが第3章から続く作法です。

知っておくと迷わないもの

最初の数日で必ず出会うものだけ挙げます。

何をするか
/init CLAUDE.md の下書きを作る
/context いま何が読み込まれているか見る
/clear 会話をまっさらにする
/rewind 前の状態に戻す(No.39)
/usage 使用量を見る(No.44)
Esc いま動いている処理を止める
Shift+Tab 権限モードを切り替える(No.39)

Esc を早めに押す癖をつけてください。違う方向へ進み始めたら、最後まで見届けずに止めるほうが速い。

環境変数と設定

細かい設定は後回しで構いません。ただし1つだけ、チームで使うなら最初に決めておくとよいものがあります。

.claude/settings.json はリポジトリに入れて共有でき、.claude/settings.local.json は自分だけのものです。後者は .gitignore に入れてください。

設定の詳細はNo.39以降で、必要になった順に扱います。

やってみよう:読むだけの一往復をする(5分)

手元のリポジトリで claude を起動してください。

プロンプト
“`
このプロジェクトについて、次を教えてください。まだ何も変更しないでください。

・何をするプロジェクトか
・どうやってビルド・テストするか
・初めて触る人がつまずきそうなところ3つ
“`

期待される結果:3つとも答えが返る。3つ目に、自分でも気づいていなかった点が出ることがある。

うまくいかないとき:見当違いの答えが返るなら、それはそのままCLAUDE.mdに書くべきことです。No.38へ進んでください。

つまずきポイント

いきなり大きな変更を頼む。読むだけ → 小さく直す → 大きく直す、の順で。第4章と同じです。

更新を忘れる。HomebrewとWinGetは自動更新されません。ネイティブインストールなら気にしなくてよいので、迷ったらそちらを推します。

ホームディレクトリで起動する。作業範囲がとんでもなく広くなります。必ずプロジェクトのディレクトリで起動してください。

まとめ

  • インストールして、プロジェクトのディレクトリで claude
  • 最初は壊れて困らないリポジトリで、読むだけの一往復から
  • /init で CLAUDE.md の下書きを作る
  • Esc を早めに押す癖をつける

次に読む

IDEと組み合わせて使う

→ ガイドの目次に戻る

※本記事の情報は 2026年8月時点のものです。

タイトルとURLをコピーしました