10秒でいうと
診断と治療の判断には使いません。使うのは、記録の整理と、医師に聞くことの準備まで。
具体的な食事量や運動量の目標設定も扱いません。
先に、扱わないことを書きます
このページは次を扱いません。
- 何の病気かの判断
- 治療をどうするかの判断
- 薬を飲むか、変えるかの判断
- 受診すべきかどうかの判断
- 具体的な食事量・運動量の目標設定
急を要する症状があるなら、このページを読む前に医療機関へ連絡してください。
公式ドキュメントも明記しています。Claudeは複雑な診断画像の読影のために設計されておらず、その出力は専門家の助言や診断の代わりにはなりません。CTやMRIのような画像を判断させないでください。
線引き

使えるのは4つです。
症状と経過を記録する
いちばん実用的な使い方です。受診したとき、経過を正確に伝えられる人は少ない。
症状の記録を整理してください。
・時系列で、いつ何があったか
・症状の変化が分かる形で
・私が言っていないことは補わないでください
・判断や病名の推測はしないでください
(覚えていることを、順不同でそのまま書く)
最後の2行を必ず入れてください。入れないと、それらしい病名が付いてきます。
日々の記録を続けるなら、その日のことを話し言葉で送るだけで構いません。あとでまとめさせられます。
医師に聞くことを整理する
診察の時間は短い。聞き忘れて帰ることが多いのは、準備の問題です。
(診療科)を受診します。聞きたいことを整理してください。
・優先度の高い順に、最大7つ
・「これを聞かないと家に帰ってから困ること」を上に
・私が伝えるべき情報(いつから、どう変化したか、他に飲んでいる薬)も一覧に
・診断や治療方針の推測はしないでください
この使い方が、このページで最も価値があります。診断はしていません。準備をしているだけです。
検査項目の一般的な意味を調べる
検査結果の紙に並ぶ項目名。一般的にどういう指標なのかを知るのは有効です。
(検査項目名)は、一般的に何を見る指標ですか。
・基準値の話はしないでください。検査機関ごとに違うためです
・私の結果が良いか悪いかも判断しないでください
・医師に聞くとしたら、どういう聞き方がよいかを教えてください
基準値と自分の結果の評価は、扱わないでください。基準値は機関によって違い、他の値との組み合わせや個人の状況で解釈が変わります。
通院と服薬の記録
複数の医療機関にかかっている場合、記録が散らばります。
通院の記録を1つの表にまとめてください。
・日付、医療機関、診療科、処方された薬、次回の予定
・薬の名前は、私が書いたとおりに転記してください。補正しないでください
・重複や飲み合わせの判断はしないでください。薬剤師に確認します
薬の名前を補正させないのが要点です。似た名前の薬があります。
飲み合わせの確認は薬剤師へ。お薬手帳を見せるのがいちばん確実です。
写真について
肌の状態や患部の写真を撮って記録するのは、経過を追うのに有効です。ただし、それを判断させないでください。
第2章No.17で書いたとおり、画質が低い、角度が違う、小さいといった条件で誤ります。そして健康の話では、その誤りが実害になります。
検索させる場合
健康の情報は玉石混交です。検索させるなら、出典を必ず開いてください(No.18)。
公的機関、学会、医療機関のサイトかどうかを確かめてください。個人のブログや商品の宣伝ページが混ざります。
やってみよう:受診前に聞くことを整理する(5分)
次の受診の予定がある方は、その内容で。無ければ、過去の受診を思い出して。
プロンプト
“`
(診療科)を受診します。聞きたいことを整理してください。・優先度の高い順に、最大7つ
・「これを聞かないと家に帰ってから困ること」を上に
・私が伝えるべき情報(いつから、どう変化したか、他に飲んでいる薬)も一覧に
・診断や治療方針の推測はしないでください状況:(症状と経過を、思い出せるかぎり)
“`期待される結果:質問が優先度順に並び、伝えるべき情報も一覧になる。病名の推測が入っていない。
うまくいかないとき:病名が出てきたら、最後の指示が効いていません。この挙動を知っておくこと自体に意味があります。
つまずきポイント
病名を推測させる。毎回「推測しないでください」を入れてください。
検査値の評価を求める。基準値は機関ごとに違います。
診断画像を読ませる。公式が明記している対象外です。
症状を検索して不安になる。出典を確かめてください。それでも不安なら受診してください。
関連ページ
- No.17 ファイル・画像・PDFを渡す — 写真の限界
- No.18 Web検索とリサーチ — 出典を確かめる
- No.71 手続き・書類・説明書 — 保険の書類
まとめ
- 診断も治療の判断も扱わない。急ぐ症状は医療機関へ
- 使えるのは記録の整理と、医師に聞くことの準備
- 病名の推測と検査値の評価はさせない
- 薬の飲み合わせは薬剤師に確認する
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※本記事の情報は 2026年8月時点のものです。